ActiveDirectory

Windows10をWindowsServer2019 ActiveDirectoryドメイン環境へ参加させる

投稿日:2019年6月13日 更新日:

こんにちはyutaです。
今回はクライアントマシンのWindows10をActiveDirectoryドメインへ参加させてみたいと思います。 以下を前提としています。
Windows10のインストール方法などは、Webで検索してもらえれば優良な記事がたくさん出てくると思います。

前提

    • WindowsServer2019がインストールされたサーバが同一ネットワークに存在する
    • ドメインコントローラーであるWindowsServer2019のIPアドレスは、192.168.11.221としている
    • Windows10のネットワーク設定は、192.168.11.222/24とし、DNSサーバをドメインコントローラー(192.168.11.221)で設定する
    • ドメイン名は、「test.local」とする
    • ドメイン管理者は「test.local\administrator」

ネットワーク設定

「Windows」+「R」キーで、ファイル名を指定して実行を表示させ、「ncpa.cpl」と入力し、「OK」を選択


「イーサネット」を右クリックし、「プロパティ」を選択


「インターネットプロトコル バージョン4」を選択した状態で、「プロパティ」を選択


IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、優先DNSサーバを設定し、「OK」

ドメイン参加

「Windows」+「R」キーで、ファイル名を指定して実行を表示させ、「sysdm.cpl」と入力し、「OK」を選択


システムのプロパティ画面で、「変更」を選択


ドメインを「test.local」と入力し、「OK」を選択
※コンピュータ名を変更する場合は、このタイミングで変更してもよい


ドメインの管理者情報を入力し、「OK」を選択


ドメインへようこそが表示されるので、「OK」を選択


再起動を促されるので、「OK」を選択


システムのプロパティ画面へ戻るので、「閉じる」を選択


「今すぐ再起動する」を選択


ドメイン参加確認


再起動後、ログイン画面でドメイン管理者ユーザでログインする


デスクトップ画面が表示されたら、ログインは成功している


「Windows」+「R」キーで、ファイル名を指定して実行を表示させ、、「cmd」と入力し、「OK」を選択


コマンドプロンプトが起動し、「administrator.TEST」と表示されていればドメイン参加している


以上。
ドメイン参加自体も簡単な作業なので、是非やってみてください!

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