パスワードポリシーオブジェクト
Windows Server 2008移行のActiveDirectoryでは、ドメインにに複数のパスワードポリシーとアカウントロックアウトポリシーを設定できるようになりました。
基礎となるパスワードポリシーは、DefaultDomainPolicyのグループポリシーにて、管理されています。

上記のようにグループポリシーでパスワードポリシーを管理しなくても、パスワードポリシーオブジェクトを個別にユーザー、グループへ直接適用することができるため、
セキュリティ設定に引っ張られることなく、ディレクトリを構成することができます。
パスワード設定オブジェクトを作成
サーバーマネージャーから、[ツール]-[ActiveDirectory 管理センター]を選択

ツリービュータブを選択し、[ドメイン名]-[System]-[Passowrd Settings Container]を選択

[タスク]-[新規]-[パスワードの設定]

以下のように設定し、[直接の適用先]-[追加]を選択する

適用したい、ユーザーオブジェクト、グループオブジェクトを入力し、[名前の確認]を選択する

追加したグループが[直接の適用先]欄にエントリーされる

動作確認
「P@ssw0rd」でリセットをかけてみると

このように、パスワードポリシーを満たしていない旨のメッセージが表示される
