ActiveDirectory PowerShell

ユーザオブジェクトの作成

投稿日:

こんにちは、yutaです。
今回は、ユーザーをActiveDirectoryドメインユーザーを作り方を説明します。

ユーザー

ユーザーが所属ドメインへサインインするためには、ActiveDirectoryデータベースにユーザオブジェクトが存在する必要がある。
もちろんGUI操作で作成することもできるし、PowershellなどのCUI操作で作成することもできる。

  • ActiveDirectory ユーザーとコンピューター
  • New-ADUserコマンド(Powershell)
  • DSコマンド
  • CSVDEコマンド
  • LDIFDEコマンド

今回は、ActiveDirectoryユーザーとコンピューターを使用してのGUI操作、PowershellでのCLI操作でのユーザー作成方法を記載しています。

ActiveDirectory ユーザーとコンピューター

サーバーマネージャーを開き、「ActiveDirectory ユーザーとコンピューター」を選択

「ActiveDirectory ユーザーとコンピューター」-「ドメイン.local」-「Users」を右クリックし、「新規作成」-「ユーザー」を選択

以下のように、情報を入力し、「次へ」を選択。test taroとしている。

パスワードを入力し、チェックボックスをすべて外した状態で、「次へ」を選択

確認画面が表示されるので、「次へ」を選択

ActiveDirectory ユーザーとコンピューターを開くと、「test taro」が存在しているのが分かる

ダブルクリックでプロパティを開くと、ユーザーの詳細情報を確認することができる

Powershellコマンドでの作成

「Windows」+「R」キーで、ファイル名を指定して実行を表示させ、、「cmd」と入力し、「OK」を選択

New-ADUserコマンドでのユーザ作成

以下コマンドを実行し、「Enter Password」と表示されたらパスワードを入力
New-ADUser -Name testjiro -AccountPassword(Read-Host -AsSecureString 'Enter Password')
-ChangePasswordAtLogon $true -Enabled $true -UserPrincipalName testjiro@chsae.local

Get-ADUserコマンドでのユーザ確認

以下コマンドを実行し、「Enter Password」と表示されたらパスワードを入力
Get-ADUser -Name testjiro

NTTPCのお手頃レンタルサーバー【WebARENA SuiteS】(18-0904)

NTTPCのお手頃レンタルサーバー【WebARENA SuiteS】(18-0904)

-ActiveDirectory, PowerShell

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

複数のパスワードポリシーを適用する

パスワードポリシーオブジェクト Windows Server 2008移行のActiveDirectoryでは、ドメインにに複数のパスワードポリシーとアカウントロックアウトポリシーを設定できるようにな …

WindowsServer2019へActiveDirectoryのインストール

初めまして。yutaです。主にMicrosoft製品を扱っているエンジニアです。ActiveDirectory専門の技術情報ブログを前前から立ち上げたいと思っていて、この記事からスタートします。なるべ …

Windows10をWindowsServer2019 ActiveDirectoryドメイン環境へ参加させる

こんにちはyutaです。今回はクライアントマシンのWindows10をActiveDirectoryドメインへ参加させてみたいと思います。 以下を前提としています。Windows10のインストール方法 …

スキーマバージョンの確認

スキーマ ActiveDirectoryにおけるスキーマとは、ユーザオブジェクトやコンピュータオブジェクトについている属性の情報をまとめたデータベースのことを言います。 確認方法 Get-ADObje …

グローバルカタログ

こんにちは、yutaです! 今回はグローバルカタログについて説明していきます。 グローバルカタログとは グローバルカタログとは、ユーザーがオブジェクトを件っ策するときに使うADDSデータベースのこと。 …