ActiveDirectory

ServerCoreモードでインストールしたWindowsServer2019にActiveDirectoryをインストールする

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ServerCoreモードでインストールしたWindowsServer2019へActiveDirectoryをインストールする。
ServerCoreでは、GUI操作はほぼできず、CLIでの操作となりPowershellでほぼすべて操作する。
Scconfig.cmdという対話型コマンドレットが標準で付属しているが、今回はせっかくなので全操作Powershellにて実行してみる。
RSATなどを別端末へインストールすれば、リモートからのGUI操作は可能になる。

項目 設定値
IPアドレス 192.168.11.231
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.11.1
コンピュター名 SERVERCOREADDS
ドメイン名 vamdemic.co.local
フォレストの機能レベル WindowsServer2016
ドメインの機能レベル WindowsServer2016
AD管理パスワード !QAZxsw2

PowerShellにて以下を実行する
※IPアドレスなどは読み替える

# IPアドレス設定
New-NetIPAddress -InterfaceIndex (Get-NetAdapter).IfIndex -IPAddress "192.168.11.231" -AddressFamily IPv4 -PrefixLength 24 -DefaultGateway "192.168.11.1"


# DNS設定
Set-DnsClientServerAddress -InterfaceIndex (Get-NetAdapter).IfIndex -ServerAddresses "192.168.11.1"


# IPアドレス確認
Get-NetIPAddress


# リモートからの実行を許可
Enable-PSRemoting -Force


# サーバ名変更
Rename-Computer -NewName SERVERCOREADDS -Force -Restart


# ここからリモート接続
$user = 'administrator'
$password = ConvertTo-SecureString -AsPlainText '!QAZxsw2' -Force
$Credential = New-Object System.Management.Automation.PsCredential($user, $password)
Enter-PSSession -ComputerName 192.168.11.231 -Credential $Credential

# AD関連ツールインストール
Install-WindowsFeature AD-Domain-Services,GPMC -IncludeManagementTools

# リモートログイン
$pass = ConvertTo-SecureString -AsPlainText "!QAZxsw2" -Force
Install-ADDSForest -DomainName vamdemic.co.local -ForestMode Default -DomainMode Default -InstallDns:$true -CreateDnsDelegation:$false -DomainNetbiosName VAMDEMIC -DatabasePath C:\Windows\NTDS -LogPath C:\windows\NTDS -SysvolPath C:\windows\sysvol -NoRebootOnCompletion:$false -Force:$true -SafeModeAdministratorPassword $pass

# インストールされている確認
Import-Module ActiveDirectory
Get-Service -Name ADWS | Restart-Service -Force
Get-ADDoamin

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